原価しょうきゃくの謎?

11日の祭日に、私の友人で元タレントの女性起業家から会計・税務について相談を受けました。ホームページも作りたいということで、友人であるIT関連社長のインフォマックスの武井さんも紹介がてら同行してもらいました。
1年弱ぐらい前から千葉の方でまつ毛エクステの店を立ち上げて、朝昼夜問わず一生懸命働く非常にパワフルな女性です。見た目も内面もタレントのときと変わらず、超元気印な子ですね。怖いぐらい。
店を出すまでにはいろいろとあったみたいですが、1年目で売上もそこそこ思い通りにはなっているみたいです。既に二店舗目の計画も進んでいて、場所といい値段といい(店舗の家賃)良い場所をゲットしたようです。 ただ、ここにきて会計や税務、資金繰りのことについて、ちょっと不安を感じたらしく私に連絡があったのです。
錦糸町東武ホテルのカフェで、パソコンや帳簿類を広げながらの打ち合わせになりました。
最初に質問を箇条書きにしたメモをもらいましたが、その何番目かに「原価しょうきゃくの謎」と書かれていたのには爆笑しましたね。いや笑ってはいけない。
正しくは「減価償却」ですね。
正直、実際にこの日にあって話す前までは、きちんと帳簿をつけていないんじゃないかとか、いわゆるドンブリ勘定で会社がいくら利益が上がっているかとか、何の税金をいくら払えばいいかとかを、ちゃんと把握していないかと心配してました。
ところがどっこい、弥生会計の財務入力、出金、振替伝票の書き方や領収書のファイリング等きっちりと処理されていて、さらには科目印もしっかりと購入しての押印、係員にも自分の印が押してあるというセミプロ並みの処理にビックリ仰天。キャッシュフローだけでなく会計利益もちゃんと把握しているみたいで、私の事務所の一部のクライアントにも指導を施してもらいたいぐらいでした。
女性起業家ならではでしょうか。いや、過去に銀座のクラブの顧問をしていたことがありましたが、女性社長だったけれども超ドンブリ勘定でしたね。
まあ、「原価しょうきゃく?」は愛嬌としても、始めたばかりで何もかも自分ひとりでここまでやれるってのは、大したものだと思いますね。
もしかしたら、超有望株の会社になるかもしれないですね。
彼女からは、是非とも応援価格にて顧問契約をと言われているのですが、私自信も応援してね価格にて交渉しようかと思っています。